皇室とともに350年。有田で最初の禁裏御用窯元・辻精磁社の器です。
日本で初めて皇室へ磁器食器を納めた窯元が、伝統の白磁と呉須の青でお届けする逸品。
白磁発祥の地・有田。皇室と最も古く結ばれた窯元が、辻精磁社です。
寛文年間(1668年)、三代目・喜右衛門が朝廷に納めた器が第112代・霊元天皇に讃えられ、辻家は禁裏(皇室)御用窯元として御用を賜りました。日本の窯元の中で初めて磁器食器を皇室に納めた、歴史に残る瞬間です。四代目喜右衛門は皇室御用直納の命とともに「常陸大掾」の官職に叙せられ、この称号は明治まで代々世襲されました。
明治に入ると、明治7年に宮内省から御膳一切諸器の調達を命じられ、日本最初の白磁洋食器を製作・納入。さらに明治22年(1889年)、宮内省御用達の称号を授かります。戦後は宮内庁御用達として御用命を賜り、平成2年には即位大嘗祭に際して菊花御紋章入金盃を納めました。現在も皇室御用窯元として、その伝統は途絶えることがありません。
皇室の食卓を守るために磨かれてきた秘伝の製法「極真焼」。焼成中のガスの浸透を完全に遮断することで生まれる、チリ一つ寄せつけない滑らかな白磁と、深く澄んだ呉須の青。「美は心で生まれるもの。品は公に育まれてきた伝統」
その言葉どおりの品格を、一枚の器が物語ります。