ヨーロッパの宮廷文化が愛した豪奢な装飾美を、有田焼の白磁と絵付けの技で写し取ったティーポットです。
目を引くのは、胴をめぐる金彩の円いフレーム。唐草(スクロール)の蔓がしなやかに絡む縁の内側には、ピンク、ブルー、イエロー、レッドの草花を束ねたブーケ文様が、絵画のように咲きひらきます。手描きの雰囲気をたたえた筆致が、量産品にはないぬくもりと格を添えます。
本体の口縁と蓋の縁には、ゆるやかな波打つスカラップの輪郭。そこを縁取る一本の金彩が、全体のシルエットを引き締めます。注ぎ口、取手の背、そしてドーム型の蓋の面には、金彩の小花と木の葉が静かに散らされ、光の角度によって表情を変えるのがこの器の醍醐味です。蓋の頂点には、宝珠型の金のつまみ。指先でそっと持ち上げる、その所作までが優雅な時間になります。
磁器ならではの、口あたりのよい注ぎ。 有田焼は磁器です。陶器のようなざらつきがなく、指先に吸い付くようになめらかな肌と、澄んだ音。熱をほどよく抱えながら、すっと切れる注ぎ口が、最後の一滴まできれいに注ぎ切ります。
サイズ感。 約260mlは、おふたりでゆっくり楽しむのにちょうどよい容量。日本茶なら湯呑み2〜3杯分、紅茶ならティーカップ2杯分が目安です。手のひらに収まる最大径約155mm・高さ約130mmの、扱いやすい寸法です。
産地:日本(佐賀県有田)
素材:磁器(白磁・上絵金彩)
サイズ:最大径 約155mm/高さ 約130mm
容量:約260ml(満水時)
電子レンジ:使用不可
食器洗浄機・乾燥機:使用不可
直火・オーブン:使用不可